拝啓 四十路の君へ〜10年の婚活の軌跡〜

こんにちは。
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竹野内さんからの連絡を待ちきれず、最後の電話から1週間ほどでわたしからメールをしました。


「元気ですか?最近〇〇駅にできた居酒屋がすっごくおいしいらしいので、今度みんなでいきましょう!」

そんな内容です。



「みんなで」といったのは、完全に守りに入りました。





竹野内さんの、天然なのかなんなのか押しては引いての絶妙なバランスにより、完全に手の上でころがされる駒と化したマルコ。




メールも電話もちょー下から目線っ!テヘッ



最近流行りのユキコ道とか、絶対無理です。
素直が1番信者です。






確か、その日のうちに電話がきました。
竹野内さんは、基本電話の人です。
「俺も行きたかった!一緒に行こうか」って話して、その週の日曜日にお店に待ち合わせました。










日曜日。



「みんなで」と送ったけど、わかっていたけど、2人でした。







普通に、楽しくお酒を飲みました。
すっかり飲めるようになったいも焼酎と、なかなか趣味の合う人の少ない珍味をつつきながら。






竹野内さんは一回り年上で、気は使うんだけどそれが全然苦痛じゃない人でした。

たぶん根本に、竹野内さんに対する「尊敬」があったから。



人として尊敬できる。

それが、恥ずかしながら付き合ってきた人や婚活(わたしがしてるのはどうやら恋活らしいけど、今更なので婚活で貫きますねw)してきた人の中に1人もいなかった。




だから、少し違うことがあるとすぐに嫌になっていたんでしょうね。




竹野内さんはそこが圧倒的に違いました。




正義感が強すぎて戸惑うこともあったけど、心のどこかで「竹野内さんのすることだからきっと正しいんだろうな」と思ってしまう。






2人きりの時間を過ごせば過ごすほど、そう思い知らされて。








あぁ、この人のこと、ほんとに好きだなと思いました。







わたしと竹野内さんはお互い特に何を言うでもなく手を繋いで、愛の城へと吸い込まれていったのでした。






※愛の城、ただのラ〇ホ説。

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次の日。




あさイチ電話がなりました。
時間は忘れたけど、とにかく早かった。








竹野内さんでした。






マルコ 「…はい」


竹野内 「どういう意味?」



開口一番に言われました。



マルコ 「え?」


竹野内 「忘れるってどういう意味?」






どういう意味と言われましても。

「ごめんね」の返事や!
精一杯の大人の女の対応や!



とも言えず。






竹野内 「間違えたとか、そういうこと?」

マルコ 「そんな意味じゃ…!」

竹野内 「…じゃあ、俺に気使って言ったの?」




マルコ 「それも語弊があるっていうか…」


竹野内 「俺は、忘れるつもりないから」





竹野内さんは、しっかりとした口調で言いました。




竹野内 「そういうつもりでいて」




それだけ言われて電話は終わりました。






そういうつもりでいて…

そういうつもりでいて…


つもりでいて…



いて…いて…いて…(エコー)



















マルコは、お花畑へ旅立ちました。
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さようなら、現実的なわたし。
こんにちは、夢見るわたし。










それからは、竹野内の竹野内による竹野内のためのキッスを脳内エンドレスリピートしてはにやけました。



だってあなた、キッス後の「そういうつもりでいて」ってのは、ねぇ?




そういうつもりですよね?










でも、竹野内さんから次の連絡はなかなかきませんでした。











「ごめんね」の意味を知ることもなく。

この時連絡がこなかった理由も知ることもなく。



募るのは恋心のみでした。







罪な男です。

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続きです。





竹野内の竹野内による竹野内のためのキッス。



爆弾でした。




即死でした。






青天の霹靂でした。モウイイ?






マルコにとって、憧れていた、手に入るはずがない、そんなことおこがましくて想像もできなかった人。




わたし…




え?







キッスしました?
※キッスの言い方がウザイとかいう苦情は受け付けません。








マルコ 「…え?」



竹野内 「…」




マルコ 「…え?ちょ、待ってくださいwだめ、テンパるw」



竹野内 「テンパらないでw」





なんかたぶん、そんな甘酸っぱいことを言い合っていました。



そこそこいい年齢の女と本気でいい年齢の男がキスひとつできゃっきゃ言い合うとか、今考えるとホラーですね。





でも、しばらくそんな会話をして、また沈黙が訪れて。






どのくらいの時間がたったかわかりませんけど、竹野内さんは確かにこう言いました。






笑ってるのか、よくわからない表情でした。













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竹野内 「…ごめんね」







わたしはそのごめんねの意味がよくわからなくて、でも男女がキスして、その直後の「ごめんね」は、なんとなくよくない意味だと思いました。




ただでさえテンパっているわたしは、



マルコ 「あ、はい!大丈夫です!帰ります!失礼します!」



部活の後輩感満載の挨拶をしてその場を逃げるように去りました。



竹野内さんは、何か言いたそうにしていたけど、わたしはそれを聞くのも怖くて。






急いで帰って、急いでお風呂に入って、急いでベッドにもぐりました。





ほんの少し、いや、ほんのだいぶ、携帯に連絡が入っていることを期待していました。

でも、着信もなにもありませんでした。









気の迷いだったんだ。

今日は色々あったし。

竹野内さんがわたしにキスをするなんて夢みたいな非現実的なもので。









よし、なんかキスしてもらってありがとうございます!ってことで手を打とう。(20数年でたどり着いた自己防衛本能)






わたしは、ベッドの中で竹野内さんにメールを打ちました。









「今日のことは忘れるので気にしないでください!(^ν^)」










その日、返事が来ることはありませんでした。

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