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いざ、若旦那の家へ。
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黒沢は車でくるので若旦那の家の近くのコンビニで待ち合わせて向かいました。


若旦那の家の前にはデートの序盤で言っていた、もう1台の軽自動車が止まっていました。


時刻は夜の7時くらい。
バリバリ親御さんもいることでしょう。


若旦那が玄関を開ける。
「ただいま〜」と言うと、奥の方から「おかえり〜」と女の人の声が聞こえた。
たぶんお母さん。


わたしと黒沢が「お邪魔します!」と言うと、またまた奥から「あ、はーい、どうぞ〜」と聞こえた。
特に驚く様子もなく、顔を出すこともなく。





なるほど。
さてはこやつ、しょっちゅう女連れ込んでやがるな。




そう思った。




若旦那の部屋は綺麗だった。
ダブルサイズのベッドに、ソファとテレビとローテーブル。

壁にはロックバンドのポスターが数枚。

美容師だからか、カットの練習用のマネキンが並んでいた。




黒沢はソファに、わたしはローテーブルの前に座った。



若旦那は

「じゃあとりあえず飯作ってくるわ」

と言って台所に消えた。





「…マルコ、あんた若旦那のこと好きなの?」



黒沢は若旦那がいなくなるとすぐさま聞いてきた。


「えぇ?好き…ではないね、まだw初めて2人で遊んだし、楽しかったけど」

「ふーん?」

「てか黒沢よくきてくれたね」

「んーー、ちょっと身辺調査」

「…細目の?」

「うんw」

「いい感じなの?」

「いい感じなような、そうでもないような」

「告られた?」

「…まぁ」

「早ーーーー!細目展開はやーーー!」


そんな感じで細目の話しを話していると、若旦那がオムライスを持って部屋に戻ってきた。



「おいしそー!」と黒沢と2人で言うと若旦那は少し嬉しそうに笑った。

若旦那が素っぽく笑ったのを初めて見た。



わたしが「照れてるw」とからかうと「ふざけんなw」って肩を叩いてきた。


かわいいなと思った。





若旦那はオムライスと一緒に大量のお酒やお菓子も持ってきた。



若旦那 「飲め飲め」

マルコ 「黒沢車だよ」

若旦那 「泊まってきゃいいじゃん」

黒沢 「泊まってかねぇよw」

若旦那 「なにいい女ぶってんだw」

マルコ 「明日仕事だし」

若旦那 「俺休みだし」

マルコ 「あ、そっか、美容師さんて月曜休みか」

黒沢 「むしろ若旦那は今日なんで休みなの?日曜じゃん」

若旦那 「別に〜」

※本当になんでもない、ただのたまにある日曜日休みだったそうです。



そんな話しをしながら結局黒沢が「マルコ送ってくから2人で飲めば?」と言ってくれたのでわたしと若旦那でお酒を飲んだ。



ほとんど細目の話しで盛り上がって、盛り上がりすぎて、なんだかすごく楽しくて、笑って…













ふと気付いたら若旦那のベッドで目が覚めた。




隣には若旦那が寝ている。



黒沢はいない。(あいつめ)




てか、てか、






仕事ーーーーーーー!!!!