拝啓 四十路の君へ〜10年の婚活の軌跡〜

カテゴリ: あんちゃん

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続きです。
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あんちゃんはそれはそれは嬉しそうに
「そう?そんなに見えない?」
と何度も言っていた。

なんか気持ち悪いなと思った。(言い方)


思いつつも
「うん!全然見えないです!」
と答えていた。

八方美人てやぁね。




そこからはじまるあんちゃんのターン!

わたしも話疲れたので明るく相槌を打つことに集中しながらお酒を楽しむことにした。




俺ってば堅い職場だけどこんな見てくれだからあんまり信じてもらえなくて〜なんでかな〜え?俺ってそんなにチャラそう?え?どう?職場の先輩とかにも最初敬遠されちゃってさ〜でも話すと意外としっかりしてるねって言われて、え?それってどういう意味?みたいな。○○大学出身なんだけど俺ってばこんな見てくれだから〜それもびっくりされて〜


的な感じでなんか色々言ってたけど、要約すると


僕は社会人デビューです!!


って言ってたんだと思う。(絶対違う)






なんかもうめんどくさかったけど気分はキャバ嬢だと思ってただ酒の代わりににこやかに話しを聞いていた。




そして話題は婚活のことに。



「マルコさんは若いのにどうして婚活なんてしてるの?」

「早め早めが大事かなって」(TEKITOー)

「そう?ぶっちゃけさ、人肌恋しいとかそんな感じじゃないの?」

「どんな感じですかw」

「いや俺はね、結構それが理由で」

「はぁ…」

「寂しい時とかに一緒にいてくれる人が欲しかったりして」






ふふ、あんちゃんの目的…



婚活じゃなかった\(^o^)/





「ん?彼女いるってことでいいです?」

「んーーーーー。まぁいないんだけど、好きな人はいる」

「はぁ…」

「結婚してるんだ、その人」




マルコのネット婚活の見る目のなさったら、


ひどい!!\(^o^)/



「えー!じゃあ不倫?」

「そういう汚い言い方しないで」




なんか叱られ〜た\(^o^)/





「き、汚い?w」

「まぁいいけど、だから正直そういう寂しい時の相手探してて」






どうでもいいけど正直すぎやしませんか、この人。




「あははw」

「なんで笑うのw」

「いや、なんか正直すぎると思ってw」

「そうかなw」




あんちゃんはわたしが笑うから嬉しそうにはにかんでいた。
はにかむとこじゃねーし。




そしてお会計を済ませ、わたしはタクシーを呼んだ。
あんちゃんは送っていくとしつこかった。



「ほんと、送ってくよ」

「いやいや、大丈夫です」

「送り狼とかしないからw」

「うん、でもまじで大丈夫です」



わたしの固い決意を察知したのか、それで解散となった。





家に着いてしばらくするとあんちゃんからメールが届いた。





「今日はありがとう
深い話までできて嬉しかったです!
また寂しい時にはしてきてね
俺でよかったらいつでもぎゅっとするから





わたしは光の速さでアドレスと電話番号を拒否した。









こうして初めてのネット婚活は失敗に終わり、わたしにトラウマだけを残す結果となりました。

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はみ出たとこくらい消せよなんて言わないで。



続きです。


見た目のクセが強い!(余談すぎますが千鳥が大好き、マルコです。)
あんちゃんを目の当たりにし、不安でいっぱいになりつつも「どうも〜」とにこやかに挨拶しました。


今思うと江口洋介よりキスマイの横尾くん?のが近いかもだなぁ…。

少し張ったエラが仲間意識を感じました。


服装はウォッシュがきいたスキニーデニムにこれまた細身の赤いチェックシャツ合わせ〜の。
腕まくり〜の。

そして腰に謎のチェーン!

更にクラッチ持ち〜の。
とんがった靴履き〜の。

そしてオールバックロン毛!



なんだろう…
なんか…

チャラい!

むしろ、

チャラダサい…!





そんな第一印象でした。



挨拶もそこそこに、とりあえず中に入ることに。


あんちゃんは車なのでソフトドリンク、わたしは遠慮なく生ビールを頼んだ。

「何でも頼んで」

と言ってくれた。

悪いヤツではなさそうだ。(簡単な女)




最初はぎこちなく、わたしばっかり話していたような気がする。

わたしはこのぎこちない時間がとてつもなく苦手。
楽しめない。

だからガンガン話す。
話題もふる。


自分で言うのもなんだけど。

わたしは人見知りを努力でなんとかしてるタイプだと思う。



沈黙に耐えられないんです。





ぎこちなかったあんちゃんが打ち解けてくれはじめたきっかけは、たぶんこの一言だった。





「メールでも言ったけど、ほんと公務員とか堅い仕事っぽくないですね!」





「やっぱり?実は職場でもすっごい浮いててw」





あんちゃんはわかりやすく笑顔で流暢に語り出した。

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昨日は酔っ払いの戯れ言すぎて支離滅裂でごめんなさい。
でも削除しない、それがポリシー。ウルセェ





気を取り直して。

ネット婚活をはじめて、2号と同時進行していたのがこちら。
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昔の江口洋介みたいだね。


「あんちゃん」さんです。
懐かしいですね、ひとつ屋根の下…

あんちゃんは国家公務員。
たまにはお堅い職業の人と会ってみようかなと、ただの気まぐれで連絡を取り合っていました。



メールでやり取りしている感じとしては、自分語りが多くていまいちでした。

すぐに写メ交換を要請してきたので交換したんですが、マルコの写メについて特に触れることもなく。


タイプじゃないのかな?と思ったのもあり、またわたしも江口洋介みたいなロン毛がいまいちだったので「なんか公務員ぽくないですね」くらいしか写メについて返事はしませんでした。



がしかし。



「そうなんですよ。俺公務員に見られなくて〜…」的な話しがだいぶ長々と返信されてきたので、どうやらあんちゃんは公務員ぽくないというワードが嬉しいらしいというのはわかりました。




そんなこんなであまり気乗りせず。
もうやめようかな〜と思っていたんですけど、あんちゃんが「そっちまで行くので会いましょう!ご馳走します!もちろんお酒も飲んでください!」と言うので、ただ酒目当てに会うことにしました。サイテイ




でもあんちゃんが何目当てなのかさっぱりわからず、もしかしたら体目当て?と思いつつ、まぁ深く考えずに会いました。(安定の貞操観念の低さ)







余談ですが、この当時も今も、わたしは結婚相手に学歴や素晴らしい職種などは全然求めません。

もちろん有名な大学を出ていたら「すごい」と思いますし、起業してるとかパイロット(笑)とか言われたらそれも「すごい」と思いますけど、でもそれくらいです。


収入も最低限あればいいです。



それよりも、人間性や社会性、価値観、それから最低限愛せる外見などをとびきり大事にしています。


でも婚活市場では、高学歴高収入よりも魅力的な人柄の男の人の方がレアです。ハハッ




話し戻します。

そして迎えた初対面の日。
迎えにきてくれると言われましたけど、なんとなく現地集合にしてもらいました。

そして店も居酒屋バイトをしていた時代の知り合いのお店にしました。
お洒落な創作イタリアンで、値段もリーズナブル。

店長や店員さんも知り合いだから安心。

が理由です。



お店の前で待っていると、真っ赤なワーゲンのゴルフに乗った、ロン毛のオールバック男が出てきました。




なんだろう、溢れ出す曲者感…。
胸がざわつくぜ…。

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